今回は、ブレーキフルードについてすこ~しお話いたします。
ブレーキフルードとは?
ブレーキオイルともいいますが、実は用途によってオイルかフルードかに分けられています。
オイルとは、エンジンなどに使われる潤滑油として使われるものの呼称です。
フルードは、オイル同様に潤滑や緩衝の役割も担っていますが、主とした目的は油圧作動になります。
油圧で大きな力を発生させることを目的にした装置で使用されるものです。
軽自動車でも1トンある車体が時速60キロで動いているものを止めるのですから
ブレーキ装置自体、かなり酷使されているといえます。
ブレーキパットの交換時期は目視の点検で時期がわかりますが、ブレーキフルードは
どのタイミングで交換するのが良いのでしょうか。
ブレーキは摩擦が起こることで減速・停止します。
フルードは吸湿性があり、水分を含んでしまうとブレーキの温度で沸騰しフルード内に気泡ができやすくなります。
この気泡でパイプ内の油圧が伝達されなくなりブレーキが効かなくなる。これがベーパーロック現象といいます。
以上のことから、ブレーキフルードの交換は必要であるということです!
フルードを見ただけではどのくらい水分を含んでいるかはわかりにくいため、
大分県別府市で車検を50年以上手掛けている小野自動車では車検ごとの定期交換を推奨しています。
ブレーキフルードの交換は専用テスターが必要になったり、タイヤを外さないとできなかったり自分での交換が難しくなっています。
少し出費にはなりますが、安全に乗っていただくためにもぜひ予算に入れていただきたいと思います。
ながなが、お話しましたが、♪車の事なら何でも小野自動車 別府♬ ぜひご来店お待ちしています!