今回はブレーキパッドについてです。

よく部品名を耳にされる方も多いのではないでしょうか。
「ブレーキパッド」とは、名前の通りブレーキをかけるためのパッドになります。
ブレーキと付くだけで車を走行させるうえで大切な部品ということは、お車に乗られる方であればほとんどの方がわかるのではないかなと思います。
車を運転する以上は責任をもって整備をしておかなければなりません。
今回はブレーキパッドが車検に関わるのか、実際にどんなものかなどご紹介いたします！

【ブレーキパッドは車検に関わるの？】
車検自体は「ブレーキが効くか・効かないか」という部分で判断をします。
なので、極端なお話でさせていただくと、ブレーキパッドが1ｍｍ以下だったとしてもブレーキが効いていれば車検に通すことは可能です。
ただ、走行するうえで危険性が高いと判断した際には、整備工場の判断で交換をと言われる場合もあります。

【ブレーキパッドはどんなもの？交換時期は？】
ブレーキパッドはタイヤの奥にある、ブレーキディスクローターというものを挟むように取り付けされています。
タイヤと一緒に回転するブレーキディスクローターをブレーキパッドで挟みこみブレーキがかかります。
新品のブレーキパッドだと約10ｍｍ残厚があり、これが3ｍｍ～2ｍｍになると交換時期と言われています。
ブレーキパッドが減ってくると、ブレーキを踏んだ際に「キー」と高い音が鳴ったり「ゴー」と低い音が鳴ったりなど異音がしてきます。
ブレーキパッドの残厚が無い状態で走行すると、ブレーキディスクローターにも傷が入ってしまい、
ブレーキパッドとブレーキディスクローターまで交換をしなければならなくなってしまいます。

もちろんブレーキの効きにも関わってきますので、交換時期になった際にはお早目の交換をおすすめいたします。


ブレーキパッドは状態が極端に悪くなければ車検には通ります。
ですが、もし事故が起こってしまったら…被害は運転手ご自身のみとは限りません。
運転手としてハンドルを握る以上は、車検には関わらなくても最低限のお車の整備は行っていただきたいなと思います。


小野自動車工場では！！
車検時に、車検項目以外の部品もお見積りに含んだ状態でお伝えしております。
「車検に関わる・関わらない」「危険性が高い・低い」などしっかりご説明させていただいて作業内容を一緒に決めていきます。
お車を常にいい状態で保てるように、車検項目のみでなく必要な交換部品は交換をすることをお勧めいたします。

　
　　
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