今日はタイヤの空気圧のお話です。
タイヤの空気圧はメーカー指定の空気圧があることをご存知ですか?
運転席のドアを開けたところにシールが貼られ「240(2.4)」といった数値が記載されているのを、ご覧になったことがあるかたもいらっしゃると思います。
そこに標準タイヤサイズと推奨空気圧が書いてあります。
タイヤの空気圧は繊細で、ほんの少しの変化で乗り心地が変わってきたり燃費が変わってきたりします。
タイヤは地面との摩擦で車を進めるのですが、空気圧が高いと摩擦が低くなり抵抗が少なくなります。
するとタイヤが転がりやすくなって燃費が良くなりやすいのです。
しかし、だからといって空気圧を高くしすぎると地面との接地面が少なくグリップしなくなり、滑りやすく偏摩耗します。(タイヤ接地面の中央が減る)
乗り心地もゴツゴツ感が出てきます。
極端に少なければ燃費は悪くなりタイヤの減り方が均等でなかったり(接地面の端っこが減る)、ハンドルの反応が遅く感じたりしてしまうのです。
ほんの少しの変化で乗り心地や燃費が変わってきます。
昔のCMでタイヤの接地面積はハガキ一枚分って言っていたのを思い出しました。
そう思うとタイヤって何でも良いってわけにはいかないですよね。
普段空気圧はどのように管理していますか?
修理工場や用品店、ガソリンの給油の際に思い出したとき、というのが多いいのではないでしょうか。
しかし、タイヤの空気圧は一度入れると減らないわけではありません。
月に1度か2度は点検してください。
そのときにタイヤをよく見てください。
タイヤには色々な情報が書いてあります。
そのお話はまたいつか。